2018年5月8日(火)

帰宅した時、Jeanさんはシャワー浴びてて起きてはいたんですが、その後はお部屋から出てこなかったので、直接ご挨拶はできず3時半頃出発。
最寄りのChurch Ave.駅までスーツケースをゴロゴロし、ホームまでの下りの階段さえ頑張れば、あと家に着くまではエスカレーターかエレベーターがあるはずなので、Uberを諦めた時に地下鉄で帰ることにしてました。
階段もそんな大変じゃなく下りることができ、Qラインも3分くらいで来てくれて、出だしは好調。
Prospect Park駅でのシャトル乗り換えもそんな待たず。と、ここまでは問題なし。
ところが、一番の難関、頼みの綱のFranklin Ave.駅での乗り換え用エレベーターに、「5時までアウトオブサービス」の貼紙が。
5時には空港に着いていたいので、10段くらいの階段×3で地上階、そこからA・Cラインのホームまでが+2、ビルにしたらおそらく3階建て分くらいあるであろう階段を、荷物全部持って自力で下りました。
まぁ、それでも(たしかに筋肉痛にはなりましたが)乗り継ぎはスムーズだったし、Aライン乗っちゃえばもう乗り換えなしでHoward Beachに行けるので、百歩譲ってここまではよかったんですが。
あ、そうそう。往きはラガーディアでしたが、帰りはJFKという変則でした、今回。が、問題はそこではありません。

帰りの便は7時5分発のデルタでした。
無事5時前に着いたし、セキュリティチェックの後はまたシャトルバスで移動するってのもクリアしたし、それでも搭乗時刻まで余裕があったので、量り売りのスープなんぞ買って朝食まで済ませました。
ところが、7時5分発の飛行機は搭乗後もいっこうに動かず(乗ったら爆睡しようと思ってたので寝てましたが)、そろそろ1時間経つかって頃にアナウンスで起こされ、一度全員荷物持って搭乗ゲートに戻されました。こんなの初めて。
飛行機に不備があったのか、滑走路が変わるのか、事情はよくわかりませんでしたが、その時のゲートがB20で、B22に移動って言われ、どうやら8時45分搭乗になるからその辺で待つように、ってことらしい。(すぐ近くにいた英語堪能な日本人女性がCAさんに聞いてて、教えてくれました。)
まだ時間があったのでその隙にトイレに行って戻ってくると、B22付近に大勢の人が集まってる気配がない。
私の中では移動が絶対だと思っていたので、そこから先B30くらいまで、行き先表示と便の番号が該当するのがないか、大勢の人の塊を目安にしながら探しに行きました。
それでもどうしてもみつからないので、近くのカウンターの人に調べてもらったらB20だと言われ。。。
移動だって言われたから納得いかず、説明したんだけど相手もB20だって譲らないので、半信半疑のまま走って戻りました。
この時すでに搭乗時間の1分前。これでもし違ってたら、迷子のため乗り遅れる、まさかここで乗り遅れて置いていかれて帰れないなんてことになったら最悪のシナリオだ。
人間、極度の不安やら緊張に襲われるとほんとに嗚咽って出ちゃうもんなんだと知りました。走りながら何度もオェってなりました。吐きはしなかったけど。
で、結局B20にCAさん達が待ち構えていて手招きしてて、元の場所だったというオチ。
なんとか間に合って、安心して席に着いたのも束の間、今度は「あれ?パスポートがない!」
カバンの中をくまなく探したけどやっぱりなくて、こればっかりはなんとかなるでは済まないと思い、CAさんに言いに行きました。
携帯と搭乗券とパスポートは手に持って走ってたはずだから、夢中で走ってる最中に落としたか、カウンターに置いたままにしちゃったか。。。
だから、探しに行く間待っててもらえるかどうか相談しようと思ってたんですが、CAさんは探しに行かせるんじゃなくて、もう一度確認させようとしてくる。「カバンの中は?」「・・・ない」「服のポケットは?」「・・・ない」「座席のポケットには?」「入れてない」
さっき確認してもなかったから焦ってたし、私は相当慌ててる様子だったんじゃないかと思います。
冷静なCAさんは、本人の手元にないとわかると私の座席近くを見に行って、なんと床に落ちてたのをみつけてくれました。
いやー、みつかってよかった。様子を一部始終見ていた前のほうの席の人が拍手ものでしたよ。恥ずかしい。
せっかく間に合ったと思ったら、今度は危うく引きずり降ろされるところでした。
でも、よく考えたら、パスポートがないと乗れないってことは、再搭乗とはいえ、ゲートにいるCAさんに見せて入ってきたはずなので、その前に落とした可能性はないわけですね。
CAさんが冷静だったのもうなずけます。
結局、9時過ぎに(2時間遅延)ようやくJFKを飛び立ちました。

出だしが遅れたことで、乗り継ぎ便に間に合わなくなって、便を変えたりする人達も結構いたようですが、私のは大丈夫そうだったので、変更はしないで済みました。
とはいえ、もともと2時間あったはずの乗り継ぎ時間は30分弱に。
ミネアポリスに着いてから迷子にならないようにという気配りか、機内にいる間に、私と同じ便の人達は、次はこのゲートへ、っていうメモを渡されました。
紙には「G4」って書いてあるのに、CAさんが声に出して言う発音は「ジーシー」。
このCAさん(オネエっぽい黒人男性)、さっき私のパスポートみつけてくれた人ですが、少し日本語を知ってるみたいなんだけど。
パスポートみつけてくれた後通り過ぎる時「お元気はなんですか?」って言ってたし(多分私が慌てふためいてたから、大丈夫ですか、って言いたかったのかな)、変なふうに覚えちゃってるみたいだったので、おそらく「いち、にー、さん、しー」の「シー」なんだろうなってしばらく考えたらわかりました。
書いたものがあったから迷わず済んだけど、聞いただけだったら「GC」ってゲート探しちゃうと思うので、むしろ「ジーフォー」って言ってくれたほうが通じる。。。
もしくは、どうしても日本語使いたいなら、この場合は「ジーよん」になりますよ、って教えてあげたかった。

最後の最後で相当なドタバタ劇を繰り広げましたが、羽田行きの便に乗ってからはようやく落ち着きを取り戻しました。
この便にも男性(日本人)CAさんがいたんですが、やはりオネエ疑惑。いや、いいんですよ。多いなって思っただけ。夜の世界以外で活躍できる場所としては合ってますよね。
機内食は最初のがチキン、間食がピザとアイス(また多い。でもおいしい。)、最後のがエッグです。エッグのもおいしいので、選択肢にあったらたいがいそっちを選びます。
お肉系のはいつもいまいち。。。
往きで観そびれた『相棒』を、今度は寝ないで最後まで観れました。
羽田到着は13時45分。羽田なので、今回は帰りも両親の出迎えはなしです。
しかし、笑い話で済む範囲でなんとか無事帰ってこれてよかった。
まだラッシュ前だし、川崎から南武線なので、ラクに帰ってこれました。
今年は会えなかった人も多かったし、行ける場所も減ってるような気もしました。お邪魔できるギグがほとんどなかったというのもあります。逃しちゃったとか、入れなかったとかもありましたね。
来年はちょっと趣向を変えるか、、、ずっと同じじゃだめかな、という気がそろそろしてきています。