2012年5月12日(土)

なんとか12時頃起床。
私と同じくらい朝のんびりなルームメイトが何人かいるもので、どうも支度には時間がかかります。
その間、ネットで調べ物やらメールもしながら調整。
Paulさんから、Scotland Yard Barの代わりにやっているお店は『Vincents』って聞いていたわけですが、それまでも暇をみつけては調べてたにもかかわらず、これだ!っていう情報がみつからず。
1本隣の通りの11St.にVincent'sってお店があるにはあるけど、床屋さんになってるんですよね。床屋さんの上とか下とかもありえるかもしれないし、とりあえず行ってから考えようか。。。
いざとなったらPaulさんに電話すればいいんだし。
ほんとは目の前のデリで何か買って食べてから行こうかと思ってたんですが、ルームメイト情報ではもう残ってないらしく。
とりあえず出かけちゃって、途中どこかで食べてから行くことに。もう15時とかだったんで、お腹ペコペコでしたが。

ヘラルドスクエアへはもちろんバスで。バスに乗れるようになって、横の移動がほんとラクになりました。とくに今回の宿の場合は。
パストレイン乗り場に向かう途中、ホットドッグ屋さんが目についたので、初挑戦してみることに。
が、、、ちょっと期待はずれでした。ソーセージは全然ジューシーじゃないし、パンもポソポソしてたし。これで$3はちと高い。
やっぱり屋台にはあんまり期待しちゃいけないんでしょうかね。まぁ、中心部は観光客狙いで値段が高い、っていうのもありますが。。。

さて、ホーボーケンに着いたら、目的地探すまではトイレ行けないなと思ったので、メイシーズへちょっと寄り道。
そしたら、偶然にもデパート内にアンティ・アンズがあるのを発見。
私が食べたかったプレッツェルはこれなのだよー。
ってことで、ホットドッグだけじゃ物足りなかったし、買いに行っちゃいました。4〜5人並んでましたけど。
プレーンで$2.82とかでした。同じ$3なら全然こっちのほうがいいんだけど。。。
これは電車まで持ち込んで、電車の中で食べました。いやーおいしかった。長年探していたものにようやく出会えた、って感じ(大げさ?)。
あ、電車といえば、パストレインのシングルライド、$2に値上げされてました。

さて、駅に着いてからとりあえず当たって砕けろでWashington St.沿いを11St.まで歩いてみることに。
さすがにニュージャージーのバスルートまではわからなかったので。。。
とはいえ、駅の次の通りくらいから1St.が始まるので、実際11〜12ブロックほど北上するはめに。片道軽く40分はかかりましたね。
街並みがのどかでかわいらしいので、お散歩としては歩き甲斐ありましたが、ちょっと気が遠くなりそうでした。

で、肝心の11St.のVincent'sは、やっぱり床屋さんだったというオチ。
仕方なく来た道をユーターン。Paulさんに電話してみたけど、留守電になっちゃったので、「今ホーボーケンにいるけど、場所がわからなくてたどり着けませんでした、ごめんなさい」ってなメッセージを入れておきました。
最後の最後でこれかぁ、、、とちょっとショック。今からマンハッタンに戻って、Local269のブルースセッションに行くか。あの女好きのおじさんには会いたくないけど、最終日何もなしにはしたくないから、仕方がないかな。。。
途中、ちょっと歩き疲れてスタバで休憩、アイスコーヒーwithミルクをチョイス。
そして、Scotland Yard Barの近くまで来て、駅もあとちょっとというところで、道路を挟んだ向こう側から生演奏が聞こえてきました。もしや・・・?

お店の中をのぞいてみると、Scotland Yard Barの顔ぶれが。jimmyさんに、そしてPaulさんも!よかった。。。危うく会えずに帰国するところでした。
後でPaulさんからのメールをちゃんと読み直してみたら、「Vincents is across the street from Scotland Yard Bar」って書いてあった。。。ちゃんと読んでいれば。
なんか、いろんな人とメールしてて、Paulさんからは立て続けに2通来てて、そのうちの1通に気づいてなかったみたいです。まぁ、結果オーライだったわけですが。
一言言わせてもらえるなら、このお店には『Vincents』って書いた看板は出てないから、全く気づかなかったというのもあるかな。

到着したのは17時過ぎでしたが、演奏したのは最後の最後、19時過ぎから4曲。
その間、Paulさんとはいろいろお話しもできたし、他の人達の演奏もたくさん聴けました。
写真も、Paulさんにお願いしちゃいました。
途中、この界隈ではあまりみかけないギターとキーボードの若者2人組が参加。キーボードの人はわざわざ自分の楽器とスタンド持ってきてました。
まぁ、鍵盤の場合はそうしないと参加できないもんなぁ。だから私はピアニカにしてるんだし。
で、この2人がブルースというよりはちょっとロック〜ファンク寄りの曲をやったんだけど、ソロ回しが長くて、1曲が長かったうえに音がでかくて。
しばらくすると、中央で食事とかしてたお客さんの団体がいなくなってました。。。
ホストのJimmyさんも、私達のところに来て、「音大きい」って言ってました。またまたマナーの勉強になりました。アメリカだからなんでもありじゃない、むしろ世代的な感覚の差があるのは日本と変わらないんだなってことが今回よくわかりました。
そして、2曲目になる前に音が大きいことを指摘して、「短めに」って彼らに言ってました。カッコイイ。。。

お店の外観はこんな感じです。結構広くてキレイで、バーカウンターの上に大型モニターがあってスポーツ観戦もできるし、テラス席もあっていい感じのお店です。
バスルームは地下にあってこれまたキレイで、車椅子の人用のエレベーターまでありました。
ブルースジャムは、毎週じゃなくなっちゃったみたいなので、スケジュールは要確認ですが。(そしてホームページを調べようにも、床屋さんしかみつからないわけですが。。。)
ジャムは20時前には終了。後ろ髪ひかれつつ、再びマンハッタンへ移動。ホーボーケンの街並みを味わえて、かえってよかったのかも。

さて、毎回悩みがちな最後の晩餐ですが、今回はちょっと前にもう決めていました。
パストレインを14St.駅で降りてLラインに乗り換え、14St.-Union Sq.駅から4・5ラインでアップタウン方面へ、86St.駅で下車。
と、その前に、せっかくここに来たので、再びリトル・ブラウンへ。先日買ったチョコバーを自分用にもう1本と、明日の朝用にプレッツェル(ここのはちょっと小さめでした)をゲット。
またプレッツェル?って感じですが、アンティ・アンズのと食べ比べてみたかったので。

そして、お目当てのお店、Shake Shackへ。マディソンスクエアパークの店舗が有名ですが、先日リトル・ブラウンに来た時に、こんなところにもあるのをみつけていたので。
やはり人気のお店なので、結構並んでました。食事にありつけたのは21時半過ぎ、つまり30分くらいは待ってたことになります。その間、注文してから出てくるのにも10分強。
注文したのは、ShackBurgerのシングルと、ポテトフライ、レモネードレギュラーサイズです。ポテトはサイズの選択肢がなくて、こんなにてんこもりなので、アメリカっぽいですが、それ以外は日本人女性にちょうどいいサイズ。
味も、日本人好みだと思います。これで全部で$11くらい。30分くらいかかりましたが、完食しました。
今回、それなりにアメリカ食にもチャレンジしたな、という満足感が。もちろん、カレーやお寿司も食べてますが。。。

お腹いっぱいになったし、明日も早いので、まっすぐ帰宅。
23時頃には戻ったかな。みんないないので、いまのうちにとっとと風呂に入る。
明日慌てないように、最大限荷作りして、0時半には就寝。
帰国に向けて準備万端です。