2011年5月10日(火)

12時頃起床。今日は、1人で来ていたほうの人が帰って行きました。
Ej達も出かけた後だったので、今日は自分のペースで支度できます。
しかし、朝風呂の後、髪を乾かしている時に事件は起こった。。。
下向いて乾かしてたら、眼鏡がスルッと耳からすべって床に落ちたんですね。かけてた形のまま、レンズの面を下にして水平に。
拾って再びかけたら、左側だけ随分視界が悪くなってたんで、床が濡れてて水滴がついたんだろうと思ってました。
レンズ拭こうかと思ってはずしてみると、、、蜘蛛の巣のようなヒビが入ってました。ガ〜〜〜ン!
ガラスのレンズだったんですが、多分床が大理石っぽい硬い材質だったから、当たって割れちゃったんだろうと思います。
それにしても、今回はよく物が壊れる。
危ないので、眼鏡かけるのはやめて、すぐにコンタクト着けましたが、、、困ったな。
普通のハードだから、ずっとコンタクト着けてるわけにはいかないので、宿にいる時ははずしてる時間がどうしても出てくるわけですが、パソコンいじるのにも相当顔近づけないと見えないし、最終日の飛行機の中は眼鏡じゃないと寝れないから不便だし。
こっちで修理したりできるのか、もし買うならどこで安く売ってるのか。。。解決の道のりは遠いなって気はしましたが、とりあえず今日は洗濯しなきゃいけない日だったので、洗濯物持ってコインランドリーへ。

あれから、クォーターもらう度に別の財布にキープしてたので、今回は両替なし。
洗濯機の使い方ももうわかったので、失敗もなし。
往復してるうちに気がついたんですが、なんと、宿のある通りに眼鏡屋さんを発見!
ネットで安い店でも探そうかとちょっと検索はしてみましたが、英語のサイトだしわけわからず、どうしたら文字通り“眼鏡にかなう”店にたどり着けるか皆目見当つかず、って感じだったので、思い切ってその眼鏡屋さんに入ってみることに。
お店の人に事情を説明すると、調べてくれると言って、眼鏡を持って調整室のような部屋へ。顕微鏡みたいな機械をのぞいてチェックしてるようでした。
しばらくして戻ってくると、レンズがガラスなので片方だけの交換は難しいとのこと。
アメリカではプラスチックレンズが一般的で、ガラスのもできないことはないけどかなり時間がかかるらしく。プラスチックなら1〜2日で修理できるけど、 レンズ両方で$260くらいかかる、と。
日本の感覚でいくと、セットで1万円とかいう商品も多いから、フレームつきだったらどんなかって聞いたらショーケースの前に案内され。
いろいろ試させてもらったんですが、よくよく話を聞いてみると、すべてレンズ代は別のよう。
つまり、さっきのレンズ代にフレーム代が、安くてもプラス$200〜300近くかかっちゃう。
しかもプラスチックレンズはやっぱり厚くなっちゃうらしいし。
お店の人も日本の技術を褒めてるっぽかったので、高くついていまいちなものができあがっちゃったりするのもどうなの、、、と悩んでいると、「よく考えてからまた明日おいで」って言われました。
日本だったら、さんざん商品試してここまで親切に接客してくれたら、なんか買わないと悪いような気になったりするのに、お店の人のほうから「やめとけば」的なことを言われるとは、思ってもみませんでした。
「ここで逃がしちゃっていいんだ、、、なんと商売っ気のない」と思いましたが、たしかによく考えなきゃいけないことなので、「ご親切にありがとうございます。いろいろ試したのにごめんなさい。」と伝えると「No problem」って言ってくれました。
どう考えても日本帰ってから作り直すほうが賢明だと思われるので、6日間は我慢することに決めました。
親切な眼鏡屋さん、ありがとう!いい勉強になりました。

眼鏡の件は洗濯の合間に済ませましたが、もう1つ、往復していて気になってたものがありました。
それは、通りに来ていた屋台。今までも、玉ねぎが辛かったり肉が焦げすぎてたり量が多すぎたり、毎回超おいしいと思ってるわけではないのに、なぜか滞在中に一度は食べておきたくなるんですよね。
タコスとかケバブの他にベーグルサンドとかも扱ってました。
今回は、まだ食べたことのなかったボリュームたっぷりの『チキンライス』に挑戦。
これで$5なり。
もう16時を回ってましたが、、、順番からいってお昼です。
豆ご飯はちょっとスパイシーなカレー風味。チキンがごろごろ乗っかってて、ご飯がチキンに埋もれてました。おいしいけどすごい量です。
食べきれなくて、私にとっては結局3食分となりました。

18時頃までネットした後、タイムズスクエアへ。
お目当てはハーシーズ。昨年気になったのに断念したチョコがけプレッツェルを今年は買ってみようかと。
後日談ですが、甘いのとしょっぱいのが同居してて、味は濃いめですがやみつきになる味です。食べた人達からも好評でした。
多分日本では売ってないと思うので、お土産にいいと思います。
お店の中をうろついていて、ショッキングピンクのかわいいトレーナーが目につきました。後半の所持金に余裕があったら欲しいかも。。。

一応これで目的は果したわけですが、せっかくタイムズスクエアに来てるのでコールドストーンに挑戦してみることに。
移動途中、道路の向かいにあるビルのスクリーンに自分が映っていることに気がつきました。
他の映像と合成されておもしろいことになったりしてましたが、とりあえずシンプルに現実のまま映ってるタイミングを見計らって写真撮ってみました。
さて、私はどこにいるでしょう?(ヒント:黒いカバンと、茶色いハーシーズの袋、2つの荷物を持っています。写真撮ってるってことは、こっち向いてなきゃいけないわけですね。)

毎年この辺りは通っているものの、コールドストーンに入ったのは初めて。
前から、いつか日本のと味比べしてみたいと思っていたのでした。
店内比較的すいてたので、メニューとじっくりにらめっこ。
アイスクリームのみでも注文できるみたいでしたが、『creations』にしないと比べる意味ないので、悩んだ末、たくさんの種類の中から『Apple Pie A La Cold Stone』というのをチョイス。
比較的甘くなさそうなのを選んだつもりだったんですが、そういえばアメリカのアップルパイは、シナモンきついんでした。。。
覚悟はしてたけどかなり甘いし量も多いし、すぐ溶けてきてドロっとしちゃうし、日本のはやっぱり日本人の口に合わせてあるんだな、と実感。
アイス食べながらで地図確認しないで勘で歩いてたら、南北に歩いてるつもりが間違って9Ave.まで来てしまいましたが、引き返してくる間にも食べ終わらず、食べかけ持って地下鉄へ。
運悪く、1・2・3ラインは何かあったのか電車がなかなか来ない様子だったので、Rラインへ移動して帰ってきました。
もちろん、アイスはなかなかスプーンが進まず、宿まで持って帰ってようやく食べ終わりました。

とりあえずホールフーズで飲み物等買い足してきて、残りのチキンライスで夕食。
とはいっても、たっぷりアイス食べた後でそんなに入るわけもなく、再び残して明日の朝に繰り越しとなりました。
出かけるまでにまだ時間があったのでブログ書いてたら、Ej達が帰宅。
考えてみたら昨日の朝から顔合わせていなかったような。。。
ご飯を食べに帰ってきただけで、これからグリニッチビレッジへ行くらしい。
私もこれからグリニッチビレッジに行くことを伝えるとどこのお店か聞かれ、Kenny'sの名前を教えました。
だいたいの場所も伝えたんですが、私の勘違いで間違って教えちゃったことに後で気づきました。
一足先に出かけちゃった後でですが。。。

ちょっと遅れてKenny'sに到着。
今日のホストベーシストはAntarではなく、こちらもJasonさんでした。ダブルJason(笑)。
サックスのまさとさんもまたお会いしました。てつやさん、しんやさんも後から来てました。
私が呼ばれたのは0時過ぎ。2〜3曲ピアニカで吹いた後、JT(昨年Kenny'sで知り合いになってるギターとキーボードどっちもいける人)がキーボード出してくれて、それから気がついたら2時間くらいずっとステージにいました。
覚えてるところでは、『Let's Get It On』『Summertime』『Shout』(Tears for Fears。なつかしい!・・・年がばれる?)とかやりました。
まぁ、あとはだいたいロック系やらレゲエやら、知らない曲が多かったような。
ずっと弾き通してたので、これでもう残り1時間くらいになり、今日は最後までちゃんといました。
終了後、JTとかTroy(写真に写ってる男性ボーカル)とか、何度か顔は合わせているものの、今まであまりしゃべらなかった人とも仲良くなりました。
日曜日にKenny'sで日本支援を目的としたライブ企画があるらしく、その日に帰ることを伝えるとJTはすごい残念そうにして、Troyはブーイングでした(笑)。
私も非常に残念です。。。

帰り、14St.駅で乗り換えるつもりがエクスプレスに乗ってしまい、34St.-Herald Sq.駅まで連れて行かれる。どうも1駅がいつもより長いと思ったら。。。
仕方なく、Rラインで戻り28St.駅へ。まぁ、先週はこのルートで帰ってたわけだし。
宿に帰ると、まだEj達が起きていてビックリ。そして、実はKenny'sに来ていたと聞かされてさらにビックリでした。
ステージ上からは客席が暗いのもあるし、キーボードはステージの中央側を向いて弾くようにセットされるので、客席側はほとんど見てないというのもあるし、全く気づきませんでした。
だいたい、教えた場所間違ってたし(^^;)、たどり着けないと思ってました。
いつ頃来たのか聞くと、はっきりとは覚えてないようでしたが、キーボード弾いてたっていうから、1時くらいかな。そして途中で帰ったようです。
カッコよかった、と言ってくれました。声かけてくれれば、、、ほんと、気づかなくてごめんなさい。
今回、日本人専用宿じゃないとわかった時、失敗したかなと思ったんですが、多少の努力が必要な面もあるけど(とくに言語)、これはこれで楽しい貴重な体験だなと思えるようになってきました。
私って意外とタフなのかも。
本日もお風呂は諦め、4時頃就寝。