2010年5月4日(火)

11時半頃起床。ついに動けるのは今日が最終日。
悔いのないように、行っておきたいところは回っておかなきゃ。
しかし、風邪がピークになってきました。鼻水ズルズル。微熱があるのもわかる感じです。
洗濯カードのデポジットがあと1回分残っていたので、まずはお洗濯。その間にご飯食べて、ちょっと調べ物して、ブログも更新して。
16時頃まずはダウンタウン方面へ出かけました。

WTC跡地は、やはりニューヨークに来たからには行っておかないと、と思う場所の1つです。昨年まで目立った変化があるようには見えませんでしたが、今年は違いました。
周りを囲んでいた塀から建物がはっきりと顔を出してました。
ようやくここまで。。。
しかし、ここを訪れる時の心境というのは、どうにも言葉では表せないですね。
この土地が背負っている悲しみの深さは想像を絶するものがあります。
それでもこうしてまた立ち上がろうとしているんだから、すごいことですよね。

4・5ラインで1駅戻って、Brooklyn Bridge-City Hall駅へ。
先日暗くてなんだかわからなかったブルックリン・ブリッジの撮影に、もう一度チャレンジ。
今度は綺麗に撮れました。(実際にはここまでは歩いてなくて、もうちょっと手前からズルして望遠で撮ってます。笑)
ほんとは、きっと真横の方向から撮れれば、もっと圧巻なんでしょうけどね。
今日は体調的にも時間的にも無理だけど、いつか歩いて渡ってみようかな。。。
どのくらいかかるのか調べてみて、可能そうであれば。

時はすでに17時。6ラインでさらに2駅戻り、Spring St.駅へ。
まずは、再びディーン&デルーカへ。もう会社用のお土産は買っちゃった後でしたが、『one girl cookies』というのがあることを知り、今後のためにもどんなのか見ておこうと思い。
で、探したらみつかったんですが、かわいい箱に入っちゃってて、中身は見えないし、いくつ入ってるのかもわからず。
仕方ない。自分用に買ってみよう。バッグ我慢したんだし、いいの。今回は食べ物に走るの。
そしてもう1つ、ニューヨークならではのスイーツを調べていてみつけたマスト・ブラザーズ・チョコレート。
こちらも、ディーン&デルーカに売ってるってことだったので。チョコレートのコーナーにありました、ありました。
しかし板チョコで1枚$10ってかなり高級ですが。
今回の自分用のお土産はこの2つ。余は満足じゃ。

そして、最後の締めは。。。
そのままリトルイタリーまで足を伸ばします。
こちらも日本ではあまりお目にかかれないので、、、チャオベラのアイスクリーム!
先週だったら、寒くて食べる気になれなかったかもしれませんが。
ここ数日の日中は、夏が間近!という感じで、長袖着てるのが辛い時間帯もあったから、ちょうどよかった。
これはお店の外観。左の看板がたまりません、誘われるように絶対中に入っちゃいます。

店内に入ってメニュー見たら、、、ラッキー!
昨年はなかった『抹茶』があるではないですか。
メニューにはローマ字で「maccha」って書いてあったので、「抹茶」って言ったらなぜか通じなかった。。。
仕方なく「Green Tea」って言い直したらわかってくれました。
昨年と同じような写真になっちゃいましたが。。。
これで約$5です。お店の外のベンチに座って食べました。時間がとてもゆっくり流れていきます。あ〜幸せ。

さて、そろそろ戻らないと。宿の近くの量り売りのデリで夕飯を調達し、18時過ぎに帰宅。
本当は、Kenny'sに行く前に、Blue Noteにチックコリアを観に行こうかと思って急いで帰宅したんですが、ネットで調べてたらテーブル席はすでにSold Outになってたし、夕飯後、やっぱり熱っぽくてだいぶだるかったので、諦めることに。
カウンター席取るのも早めに行って並ばなきゃならないだろうし、その後ももし立見とかになったら体力的に厳しいと思ったので。。。
22時頃まで体力温存。
そしてタイミング良く、最終日の今日ようやくTomとも連絡がつき、Kenny'sで落合うことになりました。
電話でしゃべって意志の疎通ができました。スゴイ!!

22時半頃到着しましたが、Bleecker St.でちょうど車を停めようとしているしんやさんに遭遇。その直後、Slyにも。
ちょっと雰囲気違ってて、しんやさんに言われるまでわかりませんでしたが、SlyはYAZ BANDで一番最初にご一緒したベーシストです。
やっぱりKenny'sにはみんな集まってくるんですね。Jasonの人徳?

Tomは23時過ぎに到着。
ジャズではないセッションに、最初カルチャーショック的なものを受けていたようですが。
でも私もここでやる曲、とくにロック〜ブルース系は知らないのが多かったりもするので、「この曲知ってる?」「知らない」「この曲知ってる?」「知らない」って会話ばかりしてました。
その中で「あ、これ知ってる」って言ったのが『The Thrill Is Gone』でした。私も知ってました。あともう1曲くらい知ってるって言ったのあったけど忘れちゃった。
なんせ、Tomは『What's Goin' On』知らないみたいなので。。。
なんの曲だったか、ベースの人がチョッパー連発して「お〜っ」って感じだったので、「すごい」って日本語で言ったら覚えてたみたいで、ウケてました。

今日は他にも、てつやさん、まきこちゃん、あやのちゃん、Jimmyさん、Chuckyと会うことができました。
あと、Village Undergroundでみかけた日本人のベースの人も。
まきこちゃんによると、実はピアニカ結構反響があったらしく、私が帰った後に、あの楽器はなんていう楽器か?って、2人のところに何人も聞きに来たらしいです。
適当に流されてたようにしか感じてなかったので、ちょっと救われました。

Jasonがそばを通りかかった時、Tomを紹介しておきました。私が間に入るよりも2人で英語でしゃべってもらったほうがスムーズだから、あとは任せておきましたが。
私が、知らない曲でもコード聴きながらその場でついていくって話をしてたからか、Tomは最初「弾かなくていい」って言ってたんですが、私が3曲くらいキーボード弾いて戻ってくると席にいなくて、ふと見ると入れ替わりでステージに上がってました。
Jasonと話して気が変わったのかな?3〜4曲参加して30分くらい弾いてました。
楽しんでくれたようでよかったです。

私も、最後にピアニカでも参加しておきたかったので、知ってる曲になったら出て行こうと待っていました。
もう3時15分前くらいでしたが、『Little Wing』は知ってたので、ピアニカで参加。
なかなかいい感じで歌えたのでよかったです。まきこちゃんとも共演だったし。
これで今回の演奏はラスト。
Tomがちょこっと写真撮ってくれました。しかし、なんで後ろから撮るかね。。。

セッションは3時頃終了。
ついに別れの時が来ちゃいました。
セッション中でしたがちょっと前に、ふとTomから「今何考えてるの?」って聞かれて、英語で表現できないから「何も」って答えちゃったんですが、淋しいなって思う気持ちは一緒だったのかもしれません。
今回は、いつにも増してこの場を去るのが辛かったです。旅先で情が移るくらい仲良くなっちゃうのも考えものですね。。。