2009年9月19日(土)

本日は再びホーボーケンへ。Markとは14時に待ち合わせしているので、いつもより早く起きる。
そういえば、昨日からドミトリーの仲間が1人増えました。といっても、今まで1人部屋にいた人が移動してきただけなんですが。
元オーナーのところで美容師として働いているので、宿の都合で引越しすることになった模様。
とりあえず、私が連続朝帰りの時とかじゃなくてよかったです。

例によって、E・Vラインはno serviceなので、6ラインでGrand Central-42St.駅まで行き、7ラインでTimes Sq.-42St.駅へ。そこから1〜3ラインで34St.-Penn Station駅へ下ってパストレイン乗り場まで歩く、というルートで行きました。
しかし何度来ても、パストレイン乗り場の入口はみつけにくいです。
乗り換えにどのくらい時間がかかるかとか全く読めないので、1時間以上前に出ていたんですが、着いたのは14時ギリギリくらいでした。

ライブハウス前で待ち合わせて、Markおススメの、すぐ近くのマレーシア料理のお店へ。
マレーシア料理というのは初めてで、メニュー見てもよくわからなかったんですが、とりあえず味が想像できそうな、バジルの入ったピラフらしきものを頼んでみました。
あと、スープが3種類くらいから選べてセットになってたんですが、無難そうな野菜スープに。
Markが頼んでいたカレーのスープはココナッツミルクの匂いがしてました。苦手なので、、、野菜にしといてよかった。
ピラフはおいしかったけど、すんごい量でした。ラーメン屋さんで頼むチャーハンの1.5〜2倍くらい。
でもこのボリュームで、ランチは$7とかだから、安いんでないの?

約2時間くらいの間、Markとはほんとにいろんな話をしました。家族のことやら、仕事のこと、最近観た映画の話から、果ては価値観や考え方に関わってくる話まで。
Markがなるべく日本語使ってくれるので、なんとか会話が成立しますが、それでも時々言い方やら意味を確認する必要があったりして、自分が日本語を正しく理解してないと、説明するのも難しいんだな、と思いました。
それに、視野を広くして物事を考えないとだめだなぁ、とも。
お互いに日本語、英語を教えたりしながらだったので、勉強になりました。

食事の後は、Scotland Yard Barへ移動。
名前を書くボードがあって、そこにMarkが名前を書いてくれる。
今までもあったのかな?全然気がつかなかった。。。
先週と同じくJoeさんがホストで、集まってきた人達も常連さんの顔ぶれでした。再びPaulさんにも会えました。
早い時間だとまだそんなに人も集まってなくて、カウンター近くの壁際に席を確保。この間は立ちっぱ辛かったもんなぁ。。。

前回はMarkの出番が終わった後の到着で聴けなかったので、Markの演奏を聴くのは今日が初めて。
一緒に演奏することができたんですが(その代わり写真はなし)、スラップですんごい弾きまくるんでビックリしました。そう、Markはベーシストです。
Cでファンキーな曲、B♭でブルースの曲をやった後、ボーカルの人が私の好きなのやっていいよって振ってくれたんで、『Messin' With The Kid』をリクエスト。
みんな知ってるみたいで、「お、いいね。」的な雰囲気だったのですが、始まってみると、、、速っっっ!指がもつれそうでした。
Markはスラップやり倒してました。後で「マーカス好き?」って聞いたらフェイバリットだそうで。。。やっぱし。
「Markだけに。」って言ってましたが、アメリカンおやじギャグでしょうか。

今日はカメラ持った人がずっと写真撮ってて(プロのカメラマン?)、Markが送ってもらうように頼んでたみたいなので私もお願いしたんですが。。。
結局1ヶ月経っても送られてきていないので、まぁ、そんなもんですかね。
律儀に、しかもメルアド捜索までしてJohnに写真を送った私はエライ。
Markやらみんなにしばらく会えないと思うと名残惜しいのですが、意を決して帰ってきました。
またきっと来るから、みんな覚えていてね〜。
あ。カメラマンをあてにしていたせいか、またしても一緒に写真撮ってもらうのを忘れました。。。

宿に帰るとちょっとした事件が。
それまでも、冷蔵庫に入れておいたものがなくなる、おばちゃん(とおじさんもいた)達が怪しい、ってウワサは聞いていたんですが。
「野菜とか自分で買ってないはずなのに、できあがったラーメンの中に入ってたりする」とか、「卵の数がいつの間にか減ってた」とか、「元オーナーのTシャツをおじさんがいつの間にか着てるらしい」、なんて話も。
で、パスタの材料として残しておいたはずの冷凍ほうれん草が、、、冷凍庫から箱ごと消えていました。多分やられちゃったのね。
まぁ、$2もしないようなものだったし、もめるのも面倒だから追究もしなかったけど、仲良く話もできていただけに、ちょっと残念。
家族的でオープンな感覚なのか、冷蔵庫の中のものは共同と思ってるのか、、、無断で他人のものに手をつけてしまえる感覚、私には理解できませんでした。
マジックペンで名前も書くようになってるんだけど。
悪いことしてるとも、後ろめたい気持ちもないみたい。ずっと普通にしてるから。
もうあまり日にちもないし、材料買ってきて自炊するのはやめておこう、悲しい選択ですけどね。これ以上嫌な思いしたくないし。
お国の違いなのか、なんなのか。国民性にレッテル貼るつもりもないけど、ちょっと考えさせられてしまう出来事でした。
常識やら価値観やら礼儀やら。どう考えて何を重視してるのか真に理解しあうのは、国が違うとさらに難しいことなのかもしれません。