2009年9月17日(木)

完全に朝になってから寝ました。
帰ってきたのがそもそも5時とかだったので。
でも、昼過ぎくらいには起きて、メールやらブログやら書いて、夕方には五番街方面へ。
ヘンリ・ベンデル内にあるチョコレート・バーでお土産を物色しようと思っていました。
ちゃんと売場案内にも店名は載っていたにもかかわらず、ぐるぐる回ってもみつからず。仕方なく店員さんに聞いてみたら閉店しちゃったらしいです。残念。
案内がそのままになっててすぐ直さないところがアメリカらしいですけどね。
ZARAやらH&Mも中に入ってみたけど、ピンとくるものがなくて、何も買わず。
しかし平日の夕方でもすごい人混みなんですね、五番街は。
観光客かどうかはわかりませんが、タクシーがなかなかつかまらず、白タクに声かけられてる人をみかけました。その人は「No!」ってキッパリ断ってましたが。
やっぱり、弱みにつけこむみたいな人もいるわけですね、気をつけないと。ってか、明るいんだから歩くか地下鉄使えばいいのにね。夜中でもタクシー使わずに歩いたり地下鉄乗ってる人もいますが。。。(笑)
なんか、数日前からカレーが食べたくなってたので、ついでにE.59St.にある日本食材のお店にレトルトカレーを買いに。
パスタソースもそうだったけど、こっちで買うと倍くらいの値段になります。

さて、本日の予定は、悩むところではありましたが、再びRed Lion1時からのコースに行くことにしました。
昨日ともさんに、息才さんの出るライブがあるからということで、強く勧められて。
息才さんはYAZ BANDでも弾いてらっしゃるベーシストなんですが、私はタイミングがあわなくてまだお会いしたことがなかったんですね。
スゴイ人だっていうのはうわさに聞いて知ってたし、YouTubeとかで映像も観てましたが。
「絶対聴いたほうがいい、ともさんの知り合いですって言って混ぜてもらいなよ」、と言われ。。。まぁねぇ。もともとともさんと知り合ったのだって、似たようなもんだけど。ちょっとハードル高いな。。。

で、それまで結構時間があるので、昨年行動拠点にしていた、なつかしのロウアーイーストへ。
今日の予定はガセではないはず。もちろんパスポートもオリジナルを携帯して出かけました。
向かうは、昨年予定外の飛入りをさせてもらった、Nuyorican Poets Cafe。
ちょうど、今日の出演が昨年見た人と同じらしかったので。
Lower East Side-2Ave.駅に降り立つと、自分の故郷に来た時のような気持ちになりました。毎日この道歩いてたんだよなぁ。

昨年は21時に行ったら22時からって言われたので、22時頃に行ったら今回はすでに始まってました。。。
ピアノの人以外は昨年とメンツ違うかも、という感じでしたが、ラテンジャズで、怒濤のリズム隊で、すんごいピアノで、っていうのは変わりませんでした。
かなりツボで、聴いてるだけで楽しかった。
オーナーは覚えてくれてなかったみたいだし、1ステージ目を観てる限りでは、飛入りありのライブって感じじゃなかったです。
ピアノの人にも話しかけるチャンスがなかったのが残念でしたが、『Fラインは0時まで』って貼紙を来る時見逃さなかったので、1ステージ観てすぐ帰りました。
そして、Red Lionへ移動。

今日はカバーチャージがあるらしく、入口で$7払いました。
ちょっと早く着いちゃったので、前のバンドを聴いて待つことになったのですが。(昨日こうだったらよかったのに。)
大きな声では言えませんが、ひどかった。。。
私が高校生くらいの時、同級生や先輩達のロックバンドがこんな感じだったな。。。
ジャンルが違うとお客さんの耳も違うんだろうか。
なんで人が溢れかえっててノッてる人までいるのか、私にはちょっと理解できず。
うるさいし興味ないので、一番後ろの席で耐えてました。ちと苦痛だった。。。

ようやく1時になり、息才さん達のバンドの出番に。
例のミッションは気になってたけど、準備中じゃぁちょっと声かけづらいし。。。と思っていたら、あれ?Chuckyじゃん。
よかった、知り合いがいる。とりあえず、Chuckyにはご挨拶。

バンドの演奏は、ファンキーで超カッコよかったです。息才さんもさすが、グルーブを牽引。踊らせるバンドって感じで、ほぼノンストップ。
お客さんもステージ前に次々と出てきて踊ってて、会場がダンスフロアと化してました。写真には写ってないんですが、途中から出てきた男性ボーカルの人が、高音がソフトで綺麗で、いい声してました。甘茶ソウル系とか合いそうな。

さて困ったことに、ノンストップなだけに、声をかけるチャンスがない。このままだと終わってからご挨拶、聴いてるだけで終わっちゃうかも?
Chuckyが出突っ張りではなく時々参加しない曲もあったので、客席のほうに来た時に声をかけ、sit inすることができるのか聞いてみる。
決定権がドラマーにあったからなのか、その時はなんかあんまり期待できないかも、って雰囲気だったんですが。

終わりに近づいた頃、飛入りコーナーのように突然オープンな感じになりました。
私の他にも日本人が2人来ていて、彼らが呼ばれたので、Chuckyがすかさず「もう1人いる」、って口添えしてくれました。ありがとう、Chucky。
息才さんが「日本人の方ですか?」って声かけてくれたので、「はい、ともさんやYazさんの知り合いです。」云々ステージ上でご挨拶することになっちゃいましたが、無事ミッション達成。
3人まとめて飛入りさせてもらった後も、ちょっと残って2曲くらいだったか混ぜてもらいました。
昨日もそうだったけど、こういう時、いつまでいていいのかっていうのが遠慮もあったりしてなかなか空気読めないんですよね。
ChuckyとかKareemとかはその辺心得てて上手いんだよなぁ。出てきた時にはしっかり持ってくし。
客席に戻った後、踊っていたお客さんに、一緒に踊ろうって誘われたんですが、楽器やら荷物やらがあったんで、それをさっきの日本人の人達にお願いしに行って、戻るやいなや曲が終わっちゃいました。
そして本日のライブ終了。ごめんなさい。。。せっかく誘ってくれたのに。

終わってから話してわかったんですが、ドラムを叩いた女の子はかこいまきこちゃん。東京ブラススタイルを辞めて、3ヶ月前からニューヨークに住んでいるとのことでした。
そして、共通の知り合いがいることが発覚。世の中狭し。息才さんとも、日本にいる共通の知り合いがいることがわかって、ビックリでした。
息才さんと知り合いになれたうえに、偶然にもまた新たな日本人の知り合いができて、嬉しい限りです。ともさん、ありがとう!
そしてこれまたラッキーなことに、「明日、Grand Centralで地下鉄ライブやるから(彼らのバンドもMTAの許可もらってやってるバンドだそう)、よかったら遊びに来て」と、まきこちゃんに誘っていただきました。
すごい、すごい。人の輪がなせる業。きっと、昨日諦めずに根性みせた結果ですよね?
ほんと、今日は来てよかったです。