2009年9月14日(月)

実はMark以外にも、こちらで結構頻繁にメールのやりとりをしている方達がいました。
そのうちの1人が、なんとマイルスカフェのオーナー、マイルスさん。
ニューヨークにもお店を出すらしく、物件探しに私より2日くらい早くこっちに来ていたことを偶然知ったので、どこかで会えたらいいなと思い、連絡を取って情報交換とかしていました。
昨日も、クレオパトラはどう?って声かけていただいてたんですが、Bitter Endに行きたかったので、機会を逃してしまったわけですが。。。
そしてもう1人。ニューヨーク在住のサックスプレイヤー、Yazさんです。本当ならYazさんのライブがあれば観に行きたかったのですが、滞在中は叶わなかったので、でも会いましょうということになって約束してたのが今日でした。これだけは行く前から決まっていた予定だったので、一番楽しみにしていた日といってもいいかも。
おかげさまで、人が使っていなさそうな時間にはパソコンがつながることがわかって、毎日真夜中・昼間ともに2時〜4時付近はパソコンが大活躍。
いずれも直近の切羽詰まった日程の件でメールしてるので、結構大忙しだったんですよ。しかも1人は英文だし。。。
夜中にメールもしくはブログ書いて、昼くらいまで寝て、夕方出かけるまでの間にまたメールしてブログもアップして、、、みたいな。
宿にいる時は寝てるかパソコンいじってるかどっちか、って感じになってました。

そんなわけで本日も夕方頃のこのこと出かける。まずはまた五番街方面へ。
これまたソーホーに行かなくてもクレート&バレルがE.59St.にあることがわかり、行ってみました。こちらはソーホーと同じくらい広くて品揃えもよかったです。
日本にはまだ上陸してないお店なので、お世話になっている人へのお土産探しにチェックする店の1つです。
割れ物じゃなくて大きくもなくて、手頃な値段のものをみつけゲット。
その後付近をプラプラしていたら、アップルストアの向かいはセントラルパークの南端だということに気づく。
そっか、こんなに近いならセントラルパークにお散歩に来るのもありだなと一応心に留めて、チャイナタウンに向かいました。

6ラインでCanal St.駅へ。
17時過ぎにミッドタウンから乗ったせいか、初めて地下鉄のラッシュに遭遇しました。とはいえ、東京のラッシュに比べたら全然余裕がありましたが。日本の電車とちょっと違って、つり革がないかわりにポールがあって、みんなそこに群がってつかまるから、ポールのないところは結構すいてたりするんですよね。
東京で鍛えている身なので、つかまらなくても平気、平気。

チャイナタウンは過去2年とも行くことができなかったので、新鮮でした。
同じニューヨークとは思えない街並み。中国語が飛び交ってました。屋台で売ってる食べ物も、ライチとかドラゴンフルーツとか。
Canal St.を歩いていると、Mulberry St.に見覚えのある緑と赤と白のアーチが続いてて、サンジェナーロ祭だなとすぐわかりました。ということは、リトルイタリーもすぐ隣接してるんですね。
チャイナタウンの位置関係をやっと把握した感じです。今までも、ちょっと足を伸ばしてればいつでも行けてたのかも。

とりあえず、チャイナタウンで何か食べてみたいというのが目的だったので、ガイドブックに載っていたワンタンのお店に入りました。
メニュー見ても種類が多すぎてよくわからないので、一応そのガイドブックでお勧めとなっていたワンタンヌードルを注文。
ワンタンはジューシー且つプリプリでたしかにおいしかったんですが、その下の麺がすごい量で、しかも詰め込んでるせいか団子状になってて、つるっとすすれない。ちょっと残念な感じでした。
ふと、宿のおばちゃんが大量に麺を投入してたのを思い出した。中国のラーメンは質より量、なのかな。結局食べきれなかったので残しました。
“食”はやっぱり日本だなぁ、と痛感。

とりあえずお腹も満たされ気が済んだので、一旦宿に戻ることに。
夜の予定はブルックリンで23時から。Yazさんに21時頃電話する段取りだったのでまだ時間があるし。
それに今日は、ルームメイトが夜の22時頃に宿を出て沖縄に帰っちゃうので、最後にご挨拶できたほうがいいし。
彼女らはニューヨークに買い物メインで来てたみたいで、最後のお買い物から帰ってきて頑張って荷作りしてました。
スーツケース2つずつ持ってるのに、パンパンでファスナーが閉まらないほどの荷物。時間が迫ってる中もう一度入れ直したりしてて、こっちがハラハラしちゃいましたが、なんとか無事に出発しました。元気でね。
私も彼女達を見送ってから急いで出発。

今回、初ブルックリンです。お目当てはRoseというライブハウスで、『Mondaynight Soul Session』と銘打っていたので、是非とも行ってみたかったんですね。
Yazさんがわざわざ前もって下見に行ってくださって、でも、駅からだいぶ遠くて人通りも少ないから、深夜はあまりおす勧めきないということだったので、、、ならば!
一緒に行ってください♪ということに。
6ラインで14St.-Union Sq.駅まで行き、Lラインに乗り換えて、Bedford Ave.駅へ。思ったより近かったです。
そこから歩いて15分くらいだったでしょうか。たしかに、1人では歩けないかも。下手すればハーレムよりコワイ。
連れて行っていただいて、ほんと助かりました、Yazさん。

お店は、外から一見ライブハウスとはわかりづらい感じ。中の造りもちょっと変わってました。そして一番奥にステージ。
ホストはキーボード、ギター、ドラム、ベースの4人で、ここはほとんど変わらずガッチリ固めてる感じ。
とくに、キーボードが交代はありえないんじゃないか、ってくらい鍵盤主導でした。
そういう傾向だからか、管の人だらけ。1コーラス最初にホストで演奏して、その後コード進行はそのままか、4つくらいまでの循環コードになって、フリーサイズでソロを回す。
でも、選曲がセッションではやらないような曲とか、知らない曲が比較的多かったです。
難しそうだったのと、勝手がわからなかったので、とりあえず1セット目は様子見。

休憩中、Yazさんがドラムの人に声をかけてくれて、私が参加できるようにお膳立てしてくれました。英語しゃべれる人がそばにいると、つい頼ってしまいます、いけませんねぇ。
そして、2セット目最初のほうでステージに呼んでもらって、Amのレゲエ調の曲に参加。
その後は管に混じって、オブリにハモを一緒にいれたりして楽しんでました。
ソロは自主的に前に出て行くみたいでしたが、しばらく遠慮してると指名されるっぽかったので、難しそうなコード進行の時に「これ回ってきたら怪しいなぁ」とハラハラしたりしつつ。
結局、あと1曲Fmだったかなんかの知らない曲でソロやらせてもらいましたが、いやー、レベル高くてなかなか手ごわいセッションでした。
まぁ、『Use Me』、『I Want You Back』、『Sex Machine』なんかもやってましたが。。。
そういえば、途中でSarettaという体格のいい黒人女性が、Yazさんと知り合いらしくて挨拶しに来て、私の名前もすぐに覚えてくれて。
Yazさんの話では、多分明日Kenny'sでまた会うだろうと。何人か、Kenny'sに来てる人達がここにも来ているらしく。
彼女はボーカルだったので、彼女の歌を1曲聴いてから帰ることにしました。ソウルフルですごく上手かった。

結局たしか、2時頃ライブハウスを出ました。つかまるかどうか心配だったタクシーも駅に向かう途中でつかまり、マンハッタンの宿までタクシーで帰りました。
Yazさんには何から何までお世話になって、深夜までつきあわせてしまい、、、ほんと申し訳なかったです。
写真もたくさん撮っていただきました。
一緒に行ったという証拠を、、、ツーショット写真を撮ってもらわなかったことが悔やまれます。