2009年9月13日(日)

そういえば昨日から、ルームメイトの沖縄娘3人はナイアガラツアーへ1泊旅行に出かけてるので、昨日の夜から独りぼっち。ニューヨークに旅行に来て、そこからまた旅行に出かけるってすごい。
日曜日といえば、早起きしてハーレムの教会へ、というパターンを2年連続で決行しましたが、今回はちょっと腰が重い。今日から夜中帰宅コースが続くし、行列で待ってるの大変だしやめとこうかなと。
気合い入れなかったら案の定起きたのはお昼頃。
メールチェックすると、早速Markからメールが来てました。
返事打つのに辞書首っ引きで、ものすごい時間かかったのに、ほんの10分足らずで返事が帰ってきた。早っっ!
英語だとこのニュアンスはどう伝えたらいいんでしょうね。
また30分くらいかけてお返事を作成。果して文法やら何やら合ってるのかわかんないけど。

なんだかんだやっていたらあっという間に夕方。ちょっとお散歩がてら買出しに。
ルームメイトから、今日、目の前の通りでなにやら映画の撮影があるらしいと聞いていました。
時々窓の外を気にしたりはしてたんだけど、昨日の夜から停まってる機材車とかもそのままで、とくにそれらしき気配はなし。
今SATCの撮影やってるらしいし、そうだったらいいなぁーとかミーハーなことを考えつつ。
で、外に出てすぐの交差点で何の気なしに信号待ちしていたら、左からいかにもって感じで、バイクに乗った人を荷台部分に乗せた大型車が移動してきました。
多分バイクの人の正面にカメラが設置してあって、走っている場面の撮影だと思われますが、ああやって撮るんだ〜って感じでした。
っていうか、映画の撮影があるってコレのことだったのかな?あっという間の出来事だったけど。
通り過ぎるのを待ってたから、画面の左端に通行人として映ったと思われます。
俳優さんはヘルメットかぶってたから誰だかわからなかったし、何の映画かもわかりませんでしたが、万が一私をみつけたら教えてください(笑)。
そのシーンがカットされてなきゃいいけど。。。

Lexington Ave.に出たら、日本で言うところの歩行者天国になってて、いろんな屋台がずらっと並んでいました。
ニューヨークでは結構あちこちでよくみかける光景だったりします。
どんなもの売ってるのか見るだけ見てみようかな。
Tシャツやらサングラスやらアクセサリーやら。ジュースにジャイロにクレープ。。。
昨年ソーホーで買ったジャイロが安くてボリュームもあっておいしかったし、今日の晩ご飯にしようかちょっと悩む。とりあえず、後でまた来ることに。

途中オー・ボン・パンの前を通り、一度は利用しておきたかったので明日の朝用にマフィンを買い、E.59St.にある日本食材店へ。
そろそろお米が恋しくなってたので、高かったけど『さとうのご飯』を買ってしまった。あと、長期戦になるであろうパスタ用に、パスタソースも。それとペットボトルのお茶くらいしか買ってないのに$13って。。。

さっきの場所に引き返し、チキンジャイロをゲット。なんとお祭り価格?は$8でした。高っっ!
しかも、食べたらチキンはパサパサで硬いし、生野菜が時間経っちゃって色変わってる感じだったし、玉ねぎもちょっと辛いし、途中で飽きちゃって3分の1くらい残しちゃいました。
せっかくだからニューヨークらしいものを食べようとかするんですけど、、、やっぱり無理せず自炊か日本食にしておくほうが私には合ってるのかも。

さて本日は、The Bitter Endでのセッションが22時から。その前に1本ひっかけてから(?)行こうかと思い、W.14St.にあるFlannery's Barというところに行ってみたのですが。。。
下調べした時にはロックブルースジャムが19時からっていう情報があったんですが、お店はあったけどお客さんもあまり入ってなかったし、そんな気配はない。お店の人に聞いてみたらジャムはないとのこと。
仕方がないので、グリニッチビレッジ方面へ向かう。セッション情報はもう他になかったし、昨日Markが「55barが結構いい」って言ってたのを思い出し、有名なお店だし入ったことなかったので行ってみることに。14St.駅から1駅だし。

着いた時は、楽器は置いてあったけど休憩中なのか、ライブはやってなかった。お店の人に聞いたら「あと5分くらいで始まるよ」って言われる。
まぁ、その場合たいがい5分じゃ始まらないんですが。。。
この日はとくにカバーチャージはなく、ギター、ウッドベース、ドラムの3ピースバンドでした。
ウッドだからアコースティックな感じかと思いきや、ギターがエフェクトで音を作ってて空間系な感じだし、どちらかというとロックテイストでした。曲やフレーズはカントリーやジャズの要素も感じられ。ウッドであれだけ細かいリズムを力強く叩き出してる人、今まで見たことなかったかも。
自分のストライクゾーンなサウンドというわけではないけど、とてもグルービー。
行き当たりばったりだったわりには、なかなかスゴイものを観てしまいました。バンド名もプレイヤー名もわからずじまいでしたが。
30分くらいで1セット終わってしまい、次のステージがあるのかどうかわかりませんでしたが、そろそろ歩いて移動することに。
そういえば、近日マイクスターンが観れるらしいこと言ってました。

歩いて移動してもたいした距離ではないので、まだ小1時間ありました。
近くにあったデュアン・リード(日本だとマツキヨ?ソニプラ?)で相当時間をつぶし、、、15分前くらいにBitter Endの前で、前のプログラムが終わるのを待ってました。
手持ち無沙汰だったので、帰りどの道に出てタクシーつかまえたらいいのか、あるいは地下鉄ならどうやって帰ろうか考えようと思って、ガイドブックの地図とにらめっこしてたら「いい本読んでるね。」って近づいてきた人がいて。
ホストギタリストのDaveさんでした。名前は知らなかったけど、昨年見た記憶があります。セッションに参加しに来たことを告げる。
ここもとってもウェルカムな雰囲気。
そしてまた少しすると今度はおじさん2人に囲まれ(笑)、英語全然わかんないなりに話してたらなんだか仲良くなり。
最初からBitter Endに来るつもりだったのか、それとも適当にブラブラして(この辺ライブハウスばっかりなので)私に興味持ったから「じゃぁ一緒にここ入っちゃおう」となったのかは定かではありませんが、3人組としてお店に入る。

聞けばJohnさんのほうはドラマーだそう。ヘヴィメタルの初期の頃のバンドをやっててアルバムも出した、って言ってた。帰国後調べてわかったんですが(その後本人からもメールで教えてもらった)、Sir Lord Baltimoreというバンドです。
70年代にしては一歩先をいってたらしく評価高いみたいです。知る人ぞ知る伝説のバンド的な。
ホストの演奏聴きつつそんな話もしつつ、なかなか呼ばれなかったんですが、23時半頃2人まとめて一緒の回に呼ばれました。
もう1人の方、Bartさんにカメラをお願いしてステージへ。何の曲やるのか把握しないまま、ギターのほうを見たら「G」って教えてくれた。と同時にもう始まってた。
なんとなく聞いたことある曲だなーと思ってましたが、『Chicken Shack』っていうんですね。セッション向きの曲でした。で、もう1曲は『Cissy Strut』。やっぱり、セッションでパッとできる曲として選ばれるのは日本もアメリカも一緒なのかも。
ホストは今回も前回も『The Chicken』やってたし。
ちなみに、帰国後YouTubeにその映像がアップされてるのみつけたので張っておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=5i6rXWEzWQo
そしてBartさんはここには載せきれないくらいたくさん写真を撮ってくれたのでした。
写真は後日送るという約束をし、メルアドを交換。

演奏終わったら、またいろんな人に声かけてもらいました。一緒にやったキーボードの人とギターの人も「amazing!」と。
改めて演奏聴くとそんなたいしたことしてないと思うんですが、第一印象のハードルが低いんだろうな。すごい子供、みたいな??
Johnさん達も驚いたらしいし。。。喜ぶべきか、悲しむべきか。
まぁ、日本では味わえないこの反応が楽しいからニューヨーク来ちゃうのは確かですが。

セッションは途中で抜ける形で、お店の外へ。しばらくそこで立ち話してたんですが、そこへさっきのサックスの人がやってきたので、以前にも会ってることを伝える。
覚えててくれてなかったみたいだけど、Jasonやともさんのことは知ってた。今回、このChuckyには何回もいろんなところで遭遇し、お世話になることになるとは、この時知る由もないわけですが。
もう0時を回ってたので、地下鉄はこの時間危ないかどうか聞いたら、Johnが車で送ってくれることに。
車の中でまたいろいろ話をしました。しました、っていっても全然スムーズじゃないけど。。。
トラベル英語ではなくて、世間話のたぐいは内容が全く予測もつかないので、聞き取ることがまずできないんですよね。。。
もどかしい思いも抱きつつ、宿に到着。写真は絶対送ります。また会えたらいいなぁ。。。
私にとってはこういう出会いが起こることがamazingです。