2008年6月25日(水)

ここまでなんとか計画通り、って感じでしたが、今日はちょっと心配な日。
とりあえず、まず午前中はお洗濯。
今度こそ、少量用の洗濯機を使いました。こっちなら$2。
洗うのも乾燥もどっちもだいたい1時間弱くらいかかるので、待ち時間を有効に使おうと、まずはリトルジャパンへ行ってみることに。一応ここも歩いて行ける距離にあります。

リトルというだけあって、日本のお店がずらずら並んでるわけではないですが、時々ちらほら居酒屋さんやら焼き鳥屋さんやら、お好み焼き屋さん、甘味処なんかがあります。
散策しつつ、日系スーパーで有名なサンライズマートへ。
お店は2階にあるので、エレベーターで上へ行くと、まさしくそこは日本、みたいな。
なつかしの食料品がいろいろあります。どんなものがおいてあるのか見てるだけでも結構楽しい。
長期滞在するなら、すぐそばにこういうお店があったら困らないだろうな。
お惣菜やお弁当とかもおいてあって、お米が食べたかったのでおにぎりを買う。
あと、しつこく残っているパスタをやっつけるためパスタソースも。
日本だったら百均で買えるけど、さすがに2ドルちょいって高い気がする。仕方ない。

リトルジャパンをウロウロしてからコインランドリーに戻ったら、洗濯はちょうど終わってました。
乾燥機に入れ替えて42分ぶんのコインいれて、宿に戻る。
久しぶりに食べたおにぎり、おいしかった〜。やっぱり日本食が一番。
お昼食べてからまたコインランドリーへ。10分くらい歩くんですけどね。
またちょうどいい具合にもう終わる、ってところでした。
今日はお金も時間も有効に使えたって感じ。

洗濯物を整理して一息ついて、本日昼間はチェルシーへ。
駅へ向かう途中、こんな光景を見ました。
もうすっかり真夏の暑さで、アイスクリーム屋さん出動。それに群がる子供達。
ニューヨークでは、いろんな移動販売の車や屋台をみかけることができます。

さて、今度こそファット・ウィッチ・ベーカリーのブラウニーを食さねば。
昨年チェルシー・マーケットに来た時はほとんどのお店が閉まった後だったけど、今回はほぼ全部開いてました。
ここも、見てるだけでも楽しいお店がたくさんあります。(あー、またチェルシーの写真撮り損なった。。。) お土産探すのにもちょうどいい感じ。
ブラウニーは自分用に大きいほうのを1つと、小さいほうのを箱に詰めてもらって職場用に。
箱や缶に詰めたお土産用は、アメリカらしからぬ、丁寧でかわいい、気の利いた包装をしてくれます。

せっかく来たんだからとチェルシー・マーケット以外にも足を伸ばしてみました。
ガイドブックには、カフェも併設のボダムがW.14St.にあることになってたんですが、なんと、その場所はもぬけの殻。ニューヨークの厳しい現実。
仕方なくもう1つのお目当てだった、同じくW.14St.にあるバルドゥッチーズというデリへ。
今回、なんかデリづいてます。
ちょっと高い気はするけど、外食するよりは安いのと、ファストフードよりは栄養も考えられるのと、量も加減できるのと。お惣菜とか、味も結構おいしかったりするし。
なんといっても店内見てるだけでも楽しいし。
っていうか、パスタ買っちゃったからこうなったんだと思いますが。。。
クリームチーズもまだまだ大量に残ってたため、とりあえずパンとジュースを買う。
このジュースが、搾っただけの100%ジュースで超おいしかった。
その後近所のスーパーとかでも同じ種類がないかさんざん探したんだけど、近所に置いてる店はなく、結局手に入れられなかった。。。残念。

チェルシー散策も気が済んだので、宿に戻り、本日夜の部の計画を練る。
というのも、今日行こうとしている場所はネットで情報をみつけたものの、まずお店そのものがあるかどうか不安なのと、あったとしても情報通りにジャムをやってるかどうかもわからない。
なので、ここがだめならこっち、っていう次のテを考えておく必要がありました。

まずは、歩いて行ける距離にあるLuv24/7という店へ。
ここは先日通った時にお店があることは確認できていました。ただ、通ったのは昼で、その時は現在進行形の活気やひと気をあまり感じない雰囲気で、シャッターが下りていました。
まぁ、夜になったら開くんだろうと思ってたんですが、イベントは午後8時からってことだったから8時に行ったのに、お店は閉まったまま、準備どころか開く気配すらない。。。
やっぱりもしかして閉店してるのかな、っていう感じ。
お店のサイトは今もあるし、毎週水曜日ジャムって書いてあるんですけどね。
今までの経験から、8時っていっても8時に始まらない、って可能性は大いにありますが、とりあえず次の店へ移動することに。

今回初ダウンタウン方面へ向かう。Chambers St.駅へ。
A&M Roadhouseというお店で、毎週水曜日午後9時からブルースジャムがあるらしい。
地図には載ってないお店なので、住所を頼りに探しました。
さすがに9時前ともなると、辺りは暗いので、そのせいもあってか、なかなかみつからない。
この辺のはずなんだけど、ってところを何往復かしましたが、暗いし、人通りも多いわけじゃないし、地図開いて見入ってたりするのもキケンなので、ある程度探したけどこれもまた諦める。
多分、もうないお店なんでしょうね。
初の空振り2連発。いや、今までがツキすぎてたんですよ。
開始時間がずれるくらいはたいした問題じゃありません、お店があるかないか、経営してるのか、が重要。。。

こうなってしまうと、あといつでもセッションやってるところといえば、、、Cleopatra's Needleくらいしか知らない。
ほんとはできればジャズセッションには行かないつもりだったんだけど、何もしないで宿に戻るよりはとりあえず行ってみるかな。
ってことで今度はアップタウン方面へ。
そういやまだアッパーウエストは今回来てなかった。また今度昼間に来てみよう。
人通りの少なかったロウアーとは違い、こっちは相変わらず賑やか。
久々のCleopatra's Needle、変わってない。けど、あの時のお兄さんはいなかった。
代わりに今回は日本人のウエイトレスさんがいたので、何も不自由しませんでした。

到着した時間は全然早かったので、まだオープンマイクをやっていました。
お客さんにも日本人らしき人達が何人かいて、そのうちの1人がボーカルで、参加して歌ってました。
なんか、昨年しり込みしちゃった雰囲気と違い、今日はすごくゆるい雰囲気。
参加してるボーカリストだけじゃなくてホストまでも、「あれ?それでありなんだ。。。」って思っちゃうような。
今日のホストがこの人達なら、参加しやすいかも?
それにしても、23時までは時間がありすぎ、超眠かった。っていうか、寝てたかも。

オープンマイクが終わり、セッションタイムへ。
と思ったら、ホストも入れ替わっちゃった。なんだ、やっぱ夜中はレベル高いんだ。
参加者の中に、昨年2回目行った時のホストだったピアノの人も来ていました。
すると、ちょうど私の目の前の席に座っていた人が声をかけてくる。日本人で、ドラムやってる人でした。
ジャズをいっぱい聴きたくてニューヨークに観光で来てるらしく、今日は参加してみようかと思ってここへ来たとのこと。いろいろ話してたら、八王子の人らしく。世の中狭い。

やはりここでも名前を書くことになってるので、一応書いたんですが、「何でも来い」なわけじゃないので。。。
早速呼ばれて『Cherokee』やるっていうんで、「初心者なんで、知ってる曲しかできない」って言って勘弁してもらいました。
ドラムの人も「知ってる曲やらせてくれ」って言ったらなぜか却下されたらしいですが。。。
でも、彼は叩けてたから大丈夫。ご本人的には玉砕だったらしく、2曲やってしばらくしたら早めの時間で帰っちゃいましたが。。。

途中、参加者のエレベの人が「何ならやれるの?知ってる曲は?」みたいに聞きに来てくれて、普段はジャズじゃないのやってること伝えて、「So WhatとかCantaloupe Islandとかなら、、」っていうと納得してくれたみたいだったんですが。
ホストに伝わったわけではなかったようで、そのまま放置。
それでも、知ってる曲をやり始めたら参加する覚悟でずっと待っていました。
閉店も近づいた頃、ようやく「知ってる!」って曲が。
・・・って、『Yes Or No』でした。見事撃沈。
ファンクバージョンならすらすら出てくるんだけど、なぜ速いスイングになったとたん、胸につっかえるような感じになっちゃうんでしょうかー。
初心者ですとは言っておいたものの、無謀な曲に参加しちゃったんで非常に恥ずかしく、次の1曲を聴いてからすごすごと帰りました。
さすがにもう2時近かったので、地下鉄じゃなくてタクシーで帰りましたが、遠かったせいか道をちょっと間違えられ、やや遠回りになったっぽい。$20くらいかかりました。
怒る気もおきないくらい凹んでたので、別にいいよいいよ、って普通に払っちゃいましたが。

しかし、またやっちゃった。
今後の予定に、参加したいセッションはとくにみつけてなかったので、、、これが最後?
ちょっと後味悪いなぁ。
やったことを後悔はしてないんだけど、このまま終わりたくない、って気が。
明日は別の予定があるから行かないつもりだったけど、予定変更して、誘ってもらったNuyorican Poets Cafeの飛入りでも狙おうかな。
・・・どうしよう?