2008年6月23日(月)

先週は時差ぼけのせいもあり、朝から飛ばしてる日が多かったですが、今日からしばらく朝の予定はナシ。
というわけで、のんびりお昼くらいからソーホーへ。そろそろお土産物色とかもしつつ、観光モードもしてみようかなという。
これはユニクロのある通り。この先を左に曲がると、パピルス、ピローヌ、ケーツペーパリーといった雑貨系のお店が何軒かあるんですが、 いつも来るのが遅すぎてクローズ後とかで見れなかったので、今日こそじっくり偵察。
かわいくておしゃれなものがいっぱいあってわくわくしちゃいます。

それから、昨年も行ったんだけどまた食べたくなって、ほんのちょっとだけ足を伸ばしてアイリーンズ・スペシャル・チーズケーキへ。
ここのチーズケーキ、ほんとちょうどいい甘さ・大きさで$3なんですよ。前回は無難に一番シンプルなのにしましたが、今回はもうおいしいことがわかってたので、アーモンドスライスとチョコチップがトッピングしてあるのをゲット。
これがまた目移りしちゃうくらい、いろんな種類のトッピングのがあるんです。思った通りおいしくてペロッと食べちゃったので、2つくらいいけたかも?(笑)
ちなみにここ、イートインもできます。私は『To go』で。そしたら、お店の人が「enjoy!」って言ってくれるのね。ほんと、エンジョイさせていただきました。

話が前後しちゃいましたが、チーズケーキを買った後は、また戻ってきて、ユニクロの通り沿いにあるディーン&デルーカというおしゃれなデリが気になってたので、ここも偵察。
ここ数日、こっちで買ったパスタがなかなか減らず、自炊する度パスタになってたんですが、そのお伴においしそうなサラダをゲット。
量り売りって、重さの単位がグラムじゃないから全く感覚がわからないんですが、運良く大・中・小みたいなパックが用意されてたので、「そのスモールサイズ分でお願いします」、みたいな。
それでも結構量ありましたけどね。日本で言うと250g分くらいじゃないかな。多分。
そして最後にBroadway-Lafayette St.駅を降りてすぐのところにある、クレート&バレルというインテリア&雑貨のお店へ。ここも相当おしゃれです。ただ、割れ物が多いので、お土産探しにはちょっと苦労しますが。
ほんの数時間ですがソーホーを満喫、大満足して帰りました。

Broadway-Lafayette St.駅でF・Vラインを待ってる時、ジャマイカから来たという青年に声をかけられ、「○○へ行くのはこれでいいの?」って聞かれたんだけど、“○○”が私には聞き取れず。
持ってる地図見せて、どの駅?みたいにして聞いたら、私と同じ駅を指差したので、「大丈夫」って伝え。
で、なんか世間話みたいなことしたかったらしく、「住んでるの?」っていうから「観光」「家族は?」「1人で」「学生?」「社会人」みたいな感じで、多分会話は成り立っていたんだと思うんだけど、「英語わからない」「僕も」って片言どうしだったんですよね。
で、電車が来て、当然同じ駅で降りるんだと思ってたら、降りない様子。とっさに英語なんか出てくるわけなく。
「え?いいの?」って思ったけど、「私ここだから」って手を振りドアは閉まる。。。彼は目的地にちゃんとたどり着けたのでしょうか?ってか、どこに行きたかったのかな?未だ謎です。(^^;)
結局会話は噛み合ってなかったわけで。。。
なんか、この日だけじゃなくて、道を聞かれたり地下鉄の乗り場が合ってるか聞かれたりって何回かあったんですが、どう見てもアジア人なんだから、私に道を聞かないでください。。。
しかも1時間半迷子になった前科もあるのに。
イーストビレッジ界隈に住む日本人は親切、とかそんなうわさでも流れてるんでしょうか?

さて、本日はいよいよ本陣に乗り込む、ってな感じです。
昨年ライブを観た中で「うわ、レベル高っ」って思ったライブハウス、The Village Undergroundへ。
昨年はセッションがあるって情報をつかめてなかったんですが、毎週月曜日にあることを知り。
しかも、ホストはCafe Wha?で歌ってたあのお姉さん。(Cherylさんっていうんですね。)グリニッチの辺りではかなり顔が広いと思われるボーカリストです。
果してどんな感じなのか、かなり緊張ですが、いざ出陣。(ホントそんな感じ。)
21時半って書いてあったからその頃には到着してたけど、早すぎたっぽかった。
結局何時だったかなぁ、始まったのは。
最初は閑散としてた客席ですが、始まる頃にはすごい人。Max100人は下ってないと思う。
そして、ここでもやっぱり参加者は名前を書くっぽかったので、思い切って書きに行く。
どう見ても、参加する楽器奏者<ボーカリスト<お客さん、の図で、かなりアウェーな雰囲気でした。

最初はCherylさんが司会をして盛り上げる。ここまでくると、エンターテインメントショー。
客席にどこから来たか聞いたりしてて、遠い州の人とか「おぉ〜」とか言われてたけど(わざわざ遠くから楽しみに来る人がいるんですね)、そのうち海外の人も手をあげて名乗りをあげたりして、 韓国のお客さんもいました。私も「Japan!」って言いたかったけど、さすがに100人の前で自己主張する勇気はなかった。(^^;)

そして、ショーの始まりはホストの演奏。めっちゃ上手い。とくにベースとキーボードやばすぎ。
キーボードあの人に習いたい〜、マジでそう思いました。技術もセンスもイケテて圧倒されちゃった。
おもしろかったのは、なんかサクラみたいな人が客席の前のほうにいて、イケテル演奏すると、「いや参った、これでもくらえ」って感じでホストにむかって1ドル札ばらまくんですよね。
アメリカだな〜って思いました。
ここのやり方は基本オープンマイクっぽく、歌の人のエントリーがすごい数みたいで、1人1曲。バック陣は3曲くらいずつ、やや適当に回す、って感じで。
というか、歌の人のレベルが高いので、ジャズやらR&B系の難しい曲だとホストじゃないと対応できないからそうなっちゃうんでしょうね。ホストの人達、それを譜面なしでやってるからすごいです。

最初のほうに呼ばれたボーカルの人で、美○明○もビックリって感じの、ものすごいつけ睫毛&厚化粧で仮装(?)したおばさんのような人が出てきて(性別はわかんなかったw)、ちょっと気分悪くなりそうになりました。。。
でも、ホスト陣は冷静に対応、Cherylさんも顔色一つ変えることなく1人のエンターテイナーとして扱ってる様子。大人です。

他にもセッション始まった直後には、ちょっとしたハプニング?がありました。
誰が見ても、名前を呼ばれてから出て行くルールなのはわかるんじゃないかと思っていたんですが、自分のやりたい曲だったのか、「オレに吹かせろ」みたいな感じで 舞台袖ににじり寄ってきて勝手にフルート吹き始めるおじさん登場。
しかも、アジア人、、、見た感じ日本人っぽい。(- -;)
そばに立たれたキーボードの人が、演奏しながらも首振って制してるのも聞かず、まさにK・Y。
これが上手いならまだしも、どう考えてもその行為も出してる音も迷惑。
キーボードの人の表情が明らかにこわばってて、Cherylさんに合図送ってて、会場もちょっとざわつき始めてましたが、Cherylさんはそのおじさんにもソロをまわし、 最後には演奏者の1人として「フルート」って紹介してました。すごい、この人。
にしても、あのおじさんは“自己主張”とか“自由”ってことを絶対何か勘違いしてる。
文化がいくら違ったって、快・不快のバロメーターはそう遠いものじゃないんじゃないかなと思うんだけど。
場をわきまえずに自己主張する日本人(多分)と、冷静に、見て見ぬ振り以上の事を荒立てない対処をするアメリカ人。すごい勉強になりました。

まぁ、そんなハプニングもありつつも、セッションもすぐに通常の空気に戻り、ギターに日本人の名前が呼ばれる。
私的にも客席に3人で来てる日本人っぽい人達がいるなーってずっと気になってて、「あ、やっぱり日本人なんだ」ってちょっとした安心感。
こういうところで頑張ってる日本人がいることを知って、嬉しくなって写真撮っちゃいました。
そしてその次、私も呼ばれて。多分、彼も「あ、日本人」ってわかったと思う。ステージでなんとなくお互い意識。
舞台の端のほうにあったマイクを使わせてもらい、昨日アドバイスくれたおじさんに言われたことを思い出し、“体が正面に向くように”向きをセット。
さっきのおじさんのせいで、私も“ピーヒャラ”だと思われたらやだなぁ、とちょっと客席の反応を気にしつつ。。。

最初にやった曲はバラードで知らない曲だったので、様子見ながらチョロチョロっとオブリを入れる。
そういえば、ここもSugar Barみたいに、ボーカル仲間の中でとっさにハモを入れられる人達がいて、サビとかに入れてたのがとっても美しかったです。(もしかしたら同じメンバーとかいるのかも。)
それを邪魔しないようにしつつ、盛り上げつつ、みたいな。
Cherylさんが「まだいて」、って感じのサインしてくれたので、次も参加。
これが、スティービーの『Signed, Sealed, Delivered I'm Yours』でした。やった〜!しかもグルーブが超気持ちいい。
お客さんもこういうの好きみたいで、大盛り上がり。
私もイントロから火がつき、さっきのおとなしい演奏とはうってかわってノリノリ状態。ソロを回してくれたので、やりたい放題(まぁ、ちょい短めに。)吹いちゃいました。
ソロの最中、歓声やら「ヒュ〜ッ」って指笛が聞こえてきて、お客さんが沸いてるのがわかってとっても嬉しかったです。
次のボーカルが呼ばれるまでのちょっとの間、なんとなくキーボードの人と目が合って、「こっち弾く?」みたいなジェスチャーされたので、「いいえ、結構です。めっそうもない。」ってジェスチャーで返しました。わーい、目で会話しちゃった(笑)。
そしてもう1曲、ギターの人のお友達が呼ばれて、『I Wish』を熱唱。
これまた大盛り上がり。3人で日本人の汚名返上!?
キーボード変わらなくてよかったです。終わり方はここの定番とか知らないですからね、リードできないし。

客席に戻る途中、早速声かけられて、お決まりの「この楽器は何?」。「日本人はピアニカって呼ぶんですけど、多分メロディカ。」って言ってあげるとわかってもらえることを最近習得。
そう、こっちの人「メロディカ」って言うと通じるみたい。
そして席に戻ると、同じテーブルにいた(立見がいるくらい盛況なので、相席はやむなし)黒人さんが、「Good Job!」って言ってくれた。
結果を出すとちゃんと相手にしてくれるんですよね。それに、1人でいると気軽に声かけてもらいやすいのかもしれません。
日本人ギタリストの人も、自分の演奏が終わったら話しかけに来てくれました。彼はこちらの学生さんらしいです。そして、毎週来てるみたい。
この辺りのこのジャンルではここが多分一番レベル高い、って教えてくれました。
連絡先交換したので、次回行く時にはまた一緒にやれるといいな。

しかしここ、次々とレベル高いボーカルが出てきて、聴いててもほんと飽きない。
キーボードで参加しに来てた人が他に2人いて、みんなすごい。
いやよかった、ピアニカにしといて。(^^;)
しかも、曲の構成をリードするのが結構キーボードの役割っぽかったので、知らないと弾けないです、あれは。
頑張って夜中の1時半くらいまでは聴いてたんですが、いったいボーカルが何人いるんだか、まだまだ終わりそうもないので、途中で帰ることにしました。
その原因の1つ。昨年もいた、トイレで小銭を稼ぐおばさんがやっぱりいて、長居するとそれだけお世話になる回数が増えちゃうので。。。(^^;)
あ、でも、そのおばさんもなかなか気のいい人で、楽器持ってたら「演奏するの?」とか聞かれて、「がんばってね」って言ってくれたり、途中では「もう演奏した?どうだった?」とか聞いてくれたりとか。(明らかに覚えられている。)
で、帰るまえにも寄ったので、「もう帰ります」って一応報告して「じゃあね」って挨拶して帰ってきた。
Village Undergroundへお越しの皆様、小銭のご用意を忘れずに。(^^;)

ニューヨークでは、オープンマイクがほんと盛んなので、ボーカル人口の層の厚さはちょっとこのテのライブハウスに入ればすぐ実感できます。が、オープンマイクやってるお店はたくさんあっても、楽器が自由に参加できるってところがなかなかみつけられなかったんですよね。
しかも、こういったSOUL、R&B路線で。
多分、彼が教えてくれた通り、マンハッタンではVillage Undergroundが規模もレベルも最高峰なんじゃないかなと思います。
100人ものお客さん(しかも結構シビア)の前で演奏するのはかなり勇気がいりましたが、でも、それで反応が返ってきた時の快感ったらありませんでした。
ほんと、これだけでも来た甲斐がありました。
そして、ファンキーにピアニカがハマるようなノリのいい曲に当たることができた自分の運の強さに、、、感謝です。